無鄰菴: 京都の和菓子

2014年04月23日

無鄰菴

無鄰菴
京都岡崎にあります名勝 無鄰菴さんに行ってきました。
無鄰菴
京都の岡崎は観光地として有名で、季節によっては観光バスがどんどんやってきますが、一歩外れた所にも面白い所が沢山ございます。
こちらの無鄰菴さんは山縣有朋の別邸で七代目小川治兵衛の作庭。巨大な敷地というわけではありませんが、大通りから少しはいっただけでこんなにと思うほどの優しい空間があります。
お庭で有名なだけあって、無鄰菴05庭園はどんな角度から見ても絵になるような不思議な配置、バランスが保たれています。ここがどこだかわからなくなるような空間です。
無鄰菴04
季節の花々が植えられているのですが、春の息吹を存分に感じることができました。また、静寂と粛々とした雰囲気に一役買っているのが、こちらの苔。
置いてある岩にも立派な苔が育っていました。
 庭園の奥にあるお茶室も有名なのですが、そちらは撮影禁止。
無鄰菴03
こちらは無鄰菴会議の舞台となった洋室。
美しく幾何学的にくまれた洋風の床、天井は見事なレリーフ(和の織物でできているように見えました。)を規則正しく配置した華やかなもの。家具は当時のものがそのまま残っているそうで、壁には見事な狩野派の絵が壁に直接描かれています。
屏風やふすまではよくございますが、洋室の壁にそれがあるのはとても不思議な雰囲気を醸し出しております。保存のため、少し照明は落としてあります。無鄰菴02
 
お茶室は普段は入れないですが、お茶会などでお借りする事はできるそう。結婚の撮影等を行う方も多いそうです。
また、入場料に加えて300円で、真盛豆のお茶菓子付きで庭園を眺めながらのお抹茶を頂く事もできます。
市が運営されていますので、京都の他の観光地よりお値段も控えめとなっておりますので、歴史的な建物からお庭を眺めながら是非お楽しみ下さい。

ー追記ー
この日はKYOTO GRAPHIEという規格で京都の至る所で行われている写真の展示も同時に行われていました。「愛すべき、職人たちの手」バカラのガラス職人の手の写真と、実際のバカラも数点展示されていました。
 伝統的な和と洋の文化が交差し始めた明治29年にできた建物に、伝統的なバカラガラスの展示。バカラといえば、茶人や会席の器としても有名ですが、美術商・春海商店の三代目 春海藤次郎がバカラを輸入し、また日本にあうように特注を始めたのが後明治37年頃からだそうです。
 今となってはどちらもレトロなおもむきの和洋折衷ですが、当時はこのまったく異なる文化を融合させ、また、いい所を取り込む姿勢と勢いがあったのだろうなと改めて日本人の懐の深さを感じさせていただきました。
posted by Wataru Kanaya at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都観光
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