お菓子のご縁: 京都の和菓子

2015年04月11日

和菓子でケーキカット!?

和菓子でケーキカット!?
 先日、親族のみで行う披露宴にてケーキカットのお菓子を用意できないか?とのご提案をいただきました。
 なぜ和菓子屋に?と思いましたが、場所は一流料亭。新郎新婦も和装での結婚式を終えて、そのまま”和”で統一したいとのことでした。最近では結婚式と親族披露宴のみにして、ご友人などはけっこんパーティーの形を取られることが多いと聞きます。
 もちろんケーキカットはウェディングの恒例イベントで、通常ですとウェディングドレスでウェディングケーキとなるわけですが、確かに”和”の場合、ケーキだけ洋風というのも格好が悪いもの。
かといって、婚礼の披露宴でこれといった「ケーキカットに変わるイベント」があるわけでもありませんので、和菓子でケーキカットできないか?とのことでした。
 当店では通常の京菓子のほか、上生菓子なども制作しておりますので、婚礼の「引き菓子」のご注文は多数承ってきておりますが、このようなご提案は初めてのことでした。

 伝統的に婚礼で使われていた「和菓子」といえば、=蓬莱山=といわれ、形は地方やお店によって様々な形のものが作られています。
 蓬莱山とは中国の不老長寿の仙人が住むと言われている大変縁起のいい物でそれにちなんで形作られています。
 また、「子持ち」といって大きな饅頭やきんとんの中に小さなカラフルな饅頭などを入れ、不老長寿と同時に子宝に恵まれ家が繁栄するようにとの願いが込められています。
 はやり定番でそのような物を作るのはどうかと初めは提案させていただきましたが、「どこにでもあるような物より何かないか?」とご相談を受けました。
 和菓子の食材を使って「洋風のケーキ」を作ることはできますし、生クリームやイチゴを使った和菓子も作ることは簡単にできます。
また、「和風の」ケーキは洋菓子職人さんの領分でございます。
 京菓子屋としてあくまで本筋を全うしながらもケーキカットという演出で楽しんでいただけないか?と新郎新婦様とともに考えたのが、伝統的な巨大な鯛の落雁でケーキカットをして周りに盛り付けられたお菓子をご来賓の皆様に召し上がってもらうというものでした。
ケーキカット 和菓子
 末広がりになるよう8枚の葉を引き、おめでたい演出をさせていただき、当日も「お菓子でできているの?」等の驚きの声をたくさんいただきました。
また、盛り付けに一時しようしたとはいえ、綺麗に一つづつカタチ造られたきんとんをお召し上がりいただけ大変ご満足いただけたご様子でした。

 また、このようなご提案やご相談はいつでもお受けしたく思いますし、お菓子の使い方として大変面白いものであると思います。
 詳細(詳しいお写真など)は特設ページを制作させていただいておりますので、是非ご覧になってみてください。
和菓子でケーキカット?!
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2015年04月10日

京都伏見 惠福寺 しだれ桜

京都伏見 惠福寺 しだれ桜
 京都には桜で有名な場所が数多くあり、四月の初め桜の季節には全国からたくさんの方が京都の桜を楽しみにしてこられます。
 ご近所の方とのご挨拶も、「疎水は満開だった。」「二条城のライトアップで渋滞がすごい」など、桜に関係するお話も多くなします。
 お菓子も、春らしくカラフルなものが多くなり、お茶会などもたくさん開かれています。
 ちょうど市内の桜が満開かな?という頃にはおかげさまでお菓子屋は忙しく走り回っており、配達の途中に車の窓から眺める程度です。
今週にはいってやっと一息つかせていただきまして、遅咲きの桜を鑑賞しにいってきました。
惠福寺 しだれ桜 02
こちらは京都の伏見
にある惠福寺さんという浄土宗のお寺さんのお庭です。
樹齢50年程度とおっしゃる見事に手入れされたしだれ桜はこの期間ライトアップされご近所の方々が眺めにこられます。
縁あってこちらの桜が素晴らしということで、見に行ってきましたが、びっくりするほど美しいすがたでした。
惠福寺 しだれ桜 01
 また、本堂を解放してくださり、畳の上から桜を眺めさせていただけます。この日も近所の方々が15人ほど談笑しながら「近所にこれがあるからわざわざどっか見に行かんでええなー」といいながらたくさんおいでになります。
 観光寺院ではありませんので、特別に宣伝されているわけではないですが、こんなにご近所の方の楽しみになっている桜の木は見た事がないと思うほど、すばらしい空間でした。
4/12日にはお祭りも開催されるそうです。
また、本堂には平安時代のお地蔵さんがございます。
それがお地蔵さん聞いて想像するようなお姿ではなく、大きくてびっくりするぐらいに重厚なお姿ですので、是非足を運んでいただけたらと思います。
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2013年12月05日

無鄰菴 紅葉の岡崎

無鄰菴 紅葉の岡崎
 京都の岡崎でも、12月に入り赤い紅葉はだいたい散ってしまいました。
変って銀杏が綺麗な色になっています。
 そんな岡崎にある無鄰菴さんでは、見学時ご希望がございましたら、別料金にてお菓子とお抹茶を頂く事が出来ます。
 年中お楽しみいただけるのですが、やはり気持ちいいのはこの季節。暖かいお抹茶とお菓子とともに、美しい庭をご見学頂けます。
お菓子は、当店の真盛豆を御使い頂いております。

 色づいた葉も風が強いとすぐに散ってしますのですが、庭の中、塀の内側にある手入れをされた背の低い木は、紅葉の寿命も長いように感じます。
 写真は本日、入り口の紅葉の木の下です。美しい苔の緑の絨毯の上の紅葉も綺麗なものでした。
 無鄰菴
無鄰菴ホームページ
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